ビデオアートプログラムA第39回:マクレーン・ファーネストック


上映作品について

1981年に始まり2011年まで、延べ135回のフライトがあったスペースシャトルの全打ち上げの映像が整然と並び、一つの画面に凝縮され、3分55秒の映像に収まっています。
作者のマクレーンはテレビや映画などの既存の映像からカットし、それを編集して映像作品を制作しています。
インデックスのように一つの画面に並べられたスペースシャトルの打ち上げ映像からは、冷戦構造や宇宙飛行士たちの使命など、スペースシャトルを取り巻く政治的、感情的な物語が薄れ、その代わりに、点火時の爆発の炎の色や、キノコ雲を彷彿とさせる煙、孤を描いて飛び立つシャトルの姿など、映像が映し出す色彩や造形が際だち、テレビやニュースで観るのとは違った視点を提供しています。

※6月14日・7月12日は、イベント開催等のため休映いたします。

マクレーン・ファーネストック

1976年アメリカ、メリーランド州生まれ、カリフォルニア州ロングビーチ在住。映像、彫刻、インスタレーションなど様々表現方法によって作品を発表している。2004年ミドルテネシー州立大学卒業(彫刻専攻)、2008年カリフォルニア州立大学ロングビーチ校にてM.F.A.取得(彫刻専攻)。2013年トーランス美術館(アメリカ)で個展「In the Offing」、2012年にハーコートハウス(カナダ)で個展「Space Agency」等を開催。その他、映像祭や上映会への参加多数。

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