これから

大崎晴地によるトーク:《エアートンネル》について【手話通訳付】

  • トーク
2026
1
12
月・休
広島市現代美術館 モカモカ
  • 15:00–16:00

もかけん「からだ編」プログラム。わたしたちがそれぞれ異なる「からだ」を持っていることに目を向けるプログラムを開催します。年齢や身体的な特徴、受け継いできた文化によって、感じ方や経験の仕方は人それぞれです。そうしたちがいを知ることは、美術館と人とのあいだにある目に見えにくいバリアを理解することにつながり、他者を想像したり、世界をいつもとは違う見方で感じてみるきっかけにもなるかもしれません。

「ふれる、ほどける、トーン!」展に出品されている《エアートンネル》は、児童福祉施設などで発達や療育にも活用されてきました。
このトークでは、大崎晴地が作品の着想源となった脳性麻痺や自閉スペクトラム症を含む発達障害の子どもたちの感覚特性について、また作品が療育の現場で活用された時の様子や、展示のなかで子どもたちが体験している様子を見て考えたことなどについて話します。

※手話通訳付、このほか参加にあたり必要なことがあれば事前にご相談ください。

講師プロフィール

大崎晴地(おおさき・はるち)
1981 年、東京生まれ。2014 年に東京藝術大学大学院美術研究科博士課程を修了。博士(美術)。障害のある人の経験世界に関心を持ち、リハビリや精神医療の臨床現場の人々ともかかわりながら、認知や知覚、運動に働きかける作品を制作している。2024 年からは、建築家と一緒に「労働者協同組合 Barrier House Project YAZU」を立ち上げ、アートと福祉を接続することで地域社会が抱える様々な課題に取り組む。
講師
大崎晴地(「ふれる、ほどける、トーン!」出品作家)
会場
広島市現代美術館 モカモカ
定員
25名程度 ※申込不要
料金
無料
対象
どなたでも

イベント・カレンダー

開館時間10:00-17:00
TEL082-264-1121