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Before/After
展覧会
休館日
フランスの女性作家、マリ=アンジュ・ギュミノ(1960年生まれ)は、1991年から布地を使ったユニークな作品によって、ジェンダーや身体、コミュニケーションなどをテーマに優れた活動を展開してきました。1997年のヴェニス・ビエンナーレ、同年のミュンスター彫刻展など、国際的な展覧会に数多く参加しています。
1998年、「ヒロシマ・アート・ドキュメント」展に出品するため、広島を訪れたギュミノは、平和記念資料館で展示中の被爆遺品類や遺物、そして、写真家、土田ヒロミがそれらを撮影した『ヒロシマ・コレクション』という写真集に出会います。ギュミノは、強い衝撃を受け、真正面からヒロシマのテーマに取り組みます。遺族の了解を得て、被爆者の着衣やカバンを細かく採寸し、白い布で再現した「ヒロシマの白い服」です。これらは、同展の後も、彼女の個展やグループ展に出品されてきました。
被爆60周年にあたる年に広島の地でギュミノが再度試みる本展は、これらの作品を中心に、関連する作品や資料を加え、彼女が捉えたヒロシマを総合的に紹介し、新しい角度からヒロシマと美術の関係を探ります。
※入場は閉館の30分前まで
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