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Before/After
展覧会
休館日
「ヒロシマ賞」は、世界の平和を願う「ヒロシマの心」を、現代美術を通じて全世界にアピールすることを目的として1989年に創設されました。この賞は、3年に1回、美術の分野で世界の平和と繁栄に多大な貢献をなした現代作家に授与されるもので、その第2回受賞作家にロバート・ラウシェンバーグが選ばれました。これを記念して、広島市現代美術館では、ラウシェンバーグの業績を紹介する展覧会を開催します。
ラウシェンバーグは、1950年代から60年代にかけて、みずから「コンバイン」と呼ぶ、日常のオブジェと絵画の手法とを並存させた一連の作品を制作しました。芸術と現実との結合をはかるその試みは、1960年代以降の美術に大きな影響を与えてきました。そして、新しい素材、新しい技法への飽くことのない挑戦は、美術の枠組みを越えた世界的規模の共同制作へと展開しています。特に芸術を通しての相互理解を目的とした、1980年代の「ラウシェンバーグ海外文化交流(R.O.C.I)」のプロジェクトは、まさに「ヒロシマの心」に通じるものといえます。
本展は、1950年代から現在までの作品約110点によって、40年以上にわたるラウシェンバーグの創作活動を回顧するとともに、その芸術を通して「ヒロシマの心」を広く伝えようとする展覧会です。
※入場は閉館の30分前まで
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