世界現代ガラス展
終了

特別展
世界現代ガラス展

1991年11月2日(土) — 12月11日(水)

このたび、広島市現代美術館では、朝日新聞社との共催によって、世界の最新のガラス作品を一堂に集めた世界現代ガラス展を開催いたします。
ガラスの歴史は非常に長く、その誕生は約5000年前にさかのぼるといわれています。今日までの間、エジプト、ローマ、ヴェネチア、ボヘミア、そして、アール・ヌーヴォー、アール・デコら華やかな歴史を持っていますが、現代のガラスは、1960年代、アメリカで個人のアトリエで製作可能な技術、スタジオ・グラスが開発されることによって、かつてない興隆期を迎えています。
宝石のように光を通すときらきらと輝き、熱を加えると様々な形を生み出すガラスは、現代の造形作家たちからも未知の可能性を秘めた魅力的な素材として注目され、様々な作品を生み出してきました。こまやかで繊細な作品から、大胆で力強い造形まで、ガラスの特性を活かした表現の数々は、まさに変幻自在、魅力に満ちています。
この展覧会は、世界を代表するガラス作家3名、25点、コンクール形式による国内外の作家68名、131点の、合計156点で構成されています。ガラスの可能性が開く現代造形の新しく魅力的な世界を是非、ご鑑賞ください。

出品作家
ハンク・ムルタ・アダムス、マイケル J.アシェンブレナー、エミリー・ブロック、キース・ブロックルハースト、ジェルジィ・ブツコ、ウィリアム・ダグラス・カールソン、デイル・チフーリ、テサ・クルグ、キース・カミングス、ダン・デイリー、アンナ・ディキンスン、ゲルハルト・エマーリスク、ベルト・フレインス、藤田潤、マイケル・グランシー、ロビン・グリービー、ミーケ・フロート、ミラン・ハンドゥル、デイヴィッド R.ハッチハウゼン、ウルリーカ・ヒュードマン=ヴァリーン、家住利男、池本一三、生田丹代子、伊藤孚、パヴェル・イェジェク、ロバート・ケールマン、ジョーイ・カークパトリック、倉本陽子、ウォレン・ラングリー、ミハル・マハト、イヴァン・マレシュ、リチャード・マーキス、正木友梨、リチャード・マイトナー、クラウス・モイエ、イザベル・モノ、リチャード・ブライアン・モレル、室伸一、ジェイ・マスラー、ジョエル・フィリップ・マイヤーズ、マテイ・ネグレアス、西悦子、野田由美子、扇田克也、大木泉、オルドルジヒ・プリーヴァ、スーザン・プラム、リチャード・プライス、ゲルハルト・リプカ、ヤロスラフ・ローナ、ジニー・ラフナー、ヤロミール・リバーク、ギゼラ・シャボーコヴァ、渋谷良治、塩谷直美、イヴァナ・シュルツォヴァ=シュラームコヴァ、リノ・タリアピエトラ、高橋禎彦、瀧川嘉子、オイヴァ・トイッカ、ヴィキ・トア、ベルティル・ヴァリーン、ヴィンセント・ヴァン・ヒンネケ、スィーン・ヴァン・マールス、ジェイムズ C.ワトキンズ、山田輝雄、横山尚人、米原眞司、ハワード・ベン・トレ、藤田喬平、スタニフラフ・リベンスキー、ヤロスラヴァ・ブリフトヴァ

基本情報

会期
1991年11月2日(土) — 12月11日(水)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般720(570)円、大学生410(320)円、小中高生200(160)円 ※( )内は30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館、朝日新聞社
後援
外務省、文化庁、広島県、広島県教育委員会、NHK広島放送局

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