これから

ジダーノワ・アリーナによるワークショップ:ことばをほどく、ことばをつくる

  • ワークショップ
2025
11
15
広島市現代美術館 モカモカ
  • 13:00-16:30

参考画像

もかけん「からだ編」プログラム。わたしたちがそれぞれ異なる「からだ」を持っていることに目を向けるプログラムを開催します。年齢や身体的な特徴、受け継いできた文化によって、感じ方や経験の仕方は人それぞれです。そうしたちがいを知ることは、美術館と人とのあいだにある目に見えにくいバリアを理解することにつながり、他者を想像したり、世界をいつもとは違う見方で感じてみるきっかけにもなるかもしれません。

忘却と想起をテーマに映像作品を制作するジダーノワ・アリーナは、架空の言語「ルーシェ語」をつくり、自分の作品にも取り入れています。このワークショップでは、ジダーノワを講師に迎え、参加者それぞれが自分だけの架空の言語をつくることに挑戦します。
手がかりとなるのは、言葉になる前の「音」や「記憶」、「感情のかけら」。意味を伝えることから少し距離をおきながら、響きや手触り、記憶の気配をたよりに、「まだことばにならない思い」や「語りきれない感覚」を編んでいきます。最後には、参加者がそれぞれに創作した架空の言語を使って、たがいに会話を試みます。

※手話通訳など、参加にあたり必要なことがあれば事前にご相談ください。

講師プロフィール

ジダーノワ・アリーナ
2025年に京都市立芸術大学大学院を修了。博士(美術)。ロシアで生まれ日本で育った自身の体験から、忘却と記憶の再構築をテーマに映像作品を制作しています。作家自身の記憶や、時間の経過とともに消えたり変化したりする記憶の曖昧さは、流動的なアイデンティティのあり方と重なります。また日本の中だけでなくフィンランド、ドイツ、フランス、ロシアなど各地に赴きながら、様々な私的な記憶を集めています。
講師
ジダーノワ・アリーナ(「ふれる、ほどける、トーン!」出品作家)
会場
広島市現代美術館 モカモカ
定員
12名程度 
※要事前申込、申込多数の場合は抽選
料金
無料
対象
中学生以上、創作言語に興味のある方
申込フォーム
ジダーノワ・アリーナによるワークショップ:ことばをほどく、ことばをつくる
申込締切: 2025年10月25日 (土)

イベント・カレンダー

開館時間10:00-17:00
TEL082-264-1121