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どこかで?ゲンビ
ビデオアート編 毒山凡太朗

2021年7月13日(火) — 8月21日(土)  6月10日(木)—7月3日(土)

現在、改修工事のため休館中の広島市現代美術館は、7月13日に鶴見分室101を開室しました。101での展示第1弾として、現代社会に潜む問題や事象を丁寧に調査し、映像やインスタレーション作品として発表を続ける、毒山凡太朗を紹介します。
沖縄を初めて訪れた毒山が、「日本」に対する意識の違いを現地で感じ取ったことが契機となって制作された《戦争は終わりました》(2017)。日本統治時代の台湾で日本の教育を受けた世代の人々にインタビューを行い、各々の視点で当時を振り返り、記憶していることを語ってもらうだけでなく、今なお覚えている日本語の歌を歌ってもらう《君之代 Time Goes By》(2017)。いずれも、当事者たちの複雑な感情と曖昧な記憶とが交錯する、「戦争」をテーマに制作された2点を上映します。

  • 広島県「新型コロナ感染拡大防止のための早期集中対策」を踏まえた広島市の方針により、8月3日から21日まで休止

基本情報

会期
2021年7月13日(火) — 8月21日(土)
開館時間
11:00–17:00

会場
広島市現代美術館・鶴見分室101
休館日
日・月・祝
観覧料
無料
主催
広島市現代美術館

作家プロフィール

毒山凡太朗(どくやま・ぼんたろう)

1984年福島県生まれ、東京都を拠点に活動。2011年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故によって、故郷である福島の状況が一変したことをきっかけに作品制作を開始。忘れ去られた過去の記憶や場所、現代社会で見えにくくなっている問題や事象を調査し、映像やインスタレーションを制作している。

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