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コレクション展 2012-Ⅰ 
ビルヂング 美術という建築

2012年3月16日(金) — 6月24日(日)

美術と建築の関係を、60年代から現代までの美術の潮流を振り返り、アーティストたちの様々な試みからひもときます。
60年代半ばから展開したミニマリズムは、工業的な資材をそのまま使い、資本主義社会の持つ物質性を具現化したものでした。また同時期に日本で展開したもの派は、未加工の「もの」を素材そのままに用い、物資の存在と空間との関係性を探求するなど、これまで空間、素材、人を繋ぐ総合的な建築的造形に様々な関心が寄せられてきました。機能を備える建築と、むしろ創造力や概念に形を与える美術との違いを超えて、垂直方向へ伸びゆく都市を象徴するビルヂング(=建築)と、空間と関係性を築きながら展開する立体作品との間の共通性に目を向け、本展では触発しあう美術と建築について、「彫刻という建築」「イマジナリー/アンビルドな建築世界」「都市へ介入する世界」の3つの柱から探求します。

出品作家 
秋山礼巳、篠田守男、菅木志雄、堀内正和、保田春彦、湯原和夫、李禹煥、マーティン・クリード、ドナルド・ジャッド、飯田善國、池田龍雄、井上武吉、金氏徹平、灰谷正夫、浜田知明、深沢幸雄、山本正道、吉村益信、ル・コルビュジェ、マルセル・デュシャン、ウーゴ・ムラス、小沢剛、川俣正、杉本博司、横溝静、ゴードン・マッタ=クラーク、クリスト 

基本情報

会期
2012年3月16日(金) — 6月24日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで※4月1日–5日、5月3日は19:00まで

休館日
月曜日※月曜日が祝休日にあたる場合は開館、翌平日休館
観覧料
一般360(280)円、大学生270(210)円、高校生170(130)円、中学生以下・65歳以上無料
  • ( )内は前売り及び30名以上の団体料金
  • 5月5日(こどもの日)は高校生以下無料
主催
広島市現代美術館

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