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コレクション展 2010-Ⅱ 
メモリー/メモリアル–65年目の夏に–

2010年7月19日(月) — 11月7日(日)

被爆から65年目を迎え、ヒロシマの記憶(=メモリー)が美術を通じてどのように描かれ、表されてきたか、時間と共に変わっていく記憶をいかに記し、出来事を伝えるもの(=メモリアル)として形に残してきたか、本展は3つの視点から探求しています。原爆の記憶を描いた<1945年、夏の記憶と記録>、広島の街、風景を表象するモチーフを通じた表現を取り上げた<広島の街、風景の記憶と描写>、可視化できない記憶や時間の流れを視覚化し伝えようとする試み<ヒロシマのためのメモリアル>。この3章を通じ65年のヒロシマに向かい続けてきた、アーティストたちの手による作品を紹介しています。同時に特別展示として、ポーランドのポズナンで開催されていた「メディエーションズ・ビエンナーレ」と連携し、小林正人(1957年生まれ、福山市在住)による2点1組の絵画作品を展示しています。
一方をポズナン国立美術館に、もう一方を本展において展示し、遠く離れなお、お互いを関係づけながら存在する作品に、痛みと喪失を共に経験したポーランドと広島を時空を超えて繋ぎ、創造力の豊かさについて喚起するものとなっています。

出品作家
丸木位里・俊、横尾忠則、菊畑茂久馬、西雅秋、工藤哲巳、小林正人、細江英公、土田ヒロミ、小沢剛、松谷武判、利根山光人、秀島由己男、奈良美智、村上隆、蔡國強、宮本隆司、堀浩哉、金光松美、佐藤時啓+Wandering Camera、宮崎進、野見山暁治、榎倉康二、李禹煥、オノ・ヨーコ、飯田義國、草間彌生、河原温、宮島達男

基本情報

会期
2010年7月19日(月) — 11月7日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで※11月3日は19:00まで

休館日
月曜日※月曜日が祝休日にあたる場合は開館、翌平日休館
観覧料
一般360(280)円、大学生270(210)円、高校生170(130)円、中学生以下・65歳以上無料
  • ( )内は前売り及び30名以上の団体料金
  • 11月3日(文化の日)は全館無料
主催
広島市現代美術館

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