終了

コレクション展 1999-Ⅲ
開館10周年記念コレクションによる なるほど現代美術 日本編Ⅱ 1980年代以降

1999年12月18日(土) — 3月20日(月)

広島市現代美術館は、今年5月に開館10周年を迎えました。「なるほど現代美術」展は、1年を3期に分け、これまでの収集活動の成果を見ていただこうとするものです。今回はその第3回として、日本の1980年代以降の美術を紹介します。
常に新しさを求め、古い枠組みを打ち破ろうとしてきた現代美術に、80年代、大きな変化が訪れます。絵画や彫刻をもう一度見つめ直そうとする芸術家たちが現れたのです。彼らは伝統的な技法や物語の世界を積極的に取り入れました。また彫刻の分野では自然や人間の存在に深く迫るスケールの大きな作品が制作されました。90年代には、写真やコンピューターを用いた作品や、独自のユーモアで現代社会を鋭く見すえた作品も登場しました。
21世紀を目前にした今、コレクションを通じて美術の歴史を振り返りながら、私たちが歩んできた時代をもう一度みつめてみましょう。

出品作家
菅木志雄、北山善夫、長沢英俊、小清水漸、千崎千恵夫、北辻良央、舟越桂、山本富章、彦坂尚嘉、中西夏之、菊畑茂久馬、依田寿久、山田正亮、横尾忠則、三宅一生、遠藤利克、戸谷成雄、若林奮、村岡三郎、河口龍夫、片瀬和夫、川俣正、殿敷侃、太田三郎、森村泰昌、ヤノベケンジ、柳幸典、椿昇、宮島達男

基本情報

会期
1999年12月18日(土) — 2000年3月20日(月)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
12月29日–1月3日
観覧料
一般320(250)円、大学生240(190)円、小中高生150(120)円 ※( )内は30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館

イベント・カレンダー