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戦後日本住宅伝説−挑発する家・内省する家

2014年10月4日(土) — 12月7日(日)

住宅は社会の変化をどのように反映し、何を提言してきたのでしょうか?
「戦後日本住宅伝説―挑発する家・内省する家」展は戦後50年代から70年代までの日本の高度成長期に手がけられ、今や伝説ともなった16の住宅作品を、16人の建築家のコンセプトとともに探ります。

戦後の広島を象徴する広島平和記念公園・平和記念資料館の設計を手がけた丹下健三の「住居」(1953)からはじまり、伝統の探求のなかにそのヒントを得たもの、都市とのかかわりに思いをめぐらしながらその解法を表現したものなど、建築家は「住」を取り巻くさまざまな課題に向かいながら空間表現を追究していきました。

60年代、「住宅は芸術である」と篠原一男は宣言し、貧寒としたスペースに似たような住宅が生まれるなかで、住宅建築の重要性を提唱し注目されます。万博後、70年代の建築家の眼は強く内部に注がれ、平面を分節していく従来のようなやりかたに異を唱えるなど、斬新な表現を追究していきました。極小の敷地、限られた条件など必ずしも恵まれた状況にあるとはいえない日本の「住」。近代化のなかで私的かつヒューマンな空間である住宅に熱い視線が注がれた時代の建築は、現代に改めて住居空間を考える、新たな視点を提供してくれます。

出品建築家/作品
1:丹下健三/住居(1953)
2:増沢洵/コアのあるH氏の住まい(1953)
3:清家清/私の家(1954)
4:磯崎新/新宿ホワイトハウス(1957)
5:菊竹清訓/スカイハウス(1958)
6:東孝光/塔の家(1966)
7:篠原一男/白の家(1966)
8:坂本一成/水無瀬の町家(1970)
9:白井晟一/虚白庵(1970)
10:宮脇檀/松川ボックス(1971/78)
11:毛綱毅曠/反住器(1972)
12:黒川紀章/中銀カプセルタワービル(1972)
13:原広司/原邸(1974)
14:石山修武/幻庵(1975)
15:伊東豊雄/中野本町の家(1976)
16:安藤忠雄/住吉の長屋(1976)

基本情報

会期
2014年10月4日(土) — 12月7日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで※10月12日、13日は19:00まで

休館日
月曜日※月曜日が祝休日にあたる場合は開館、翌平日休館
観覧料
一般1,030(820)円、大学生720(620)円、高校生・65歳以上510(410)円、中学生以下無料
  • ( )内は前売り及び30名以上の団体料金
  • 11月3日(文化の日)は全館無料
主催
広島市現代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
後援
広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送
協賛
ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン・日本興亜