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特別展
柳宗理 手から生まれるかたち

2008年4月26日(土) — 6月15日(日)

柳宗理(1915-)は、日本におけるインダストリアル・デザインの確立と発展を担ってきたデザイナーです。バタフライ・スツールに代表される柳のデザインは、余計な装飾要素がそぎ落とされたシンプルなフォルムに美しさと機能を兼ね備え、多くの人々に支持され続けてきました。デザインはワークショップから生まれる、と考える柳は、すべてのかたちを模型造りからはじめます。紙を切り、石膏を削りだし、手のひらで実際に感触を確かめながら、試行錯誤の末たどり着いたかたちこそが柳の目指すアノニマス・デザインであり、デザインが主張することのないフツウのかたちと言えるでしょう。
本展覧会は、家具、キッチンツール、テーブルウェアといった生活道具から、高速道路料金所やバス停などの公共構造物まで、広範囲にわたって柳が手がけてきたデザインを、製品やプロトタイプ(試作品)、模型などで一望します。

基本情報

会期
2008年4月26日(土) — 6月15日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで※5月5日は19:00まで

休館日
月曜日※月曜日が祝休日にあたる場合は開館、翌平日休館
観覧料
一般1,030(820)円、大学生770(610)円、小中高生および中等教育学校生510(400)円
  • ( )内は前売り及び30名以上の団体料金
  • 5月5日(こどもの日)は高校生以下無料
主催
広島市現代美術館、中国新聞社
後援
日本インダストリアルデザイナー協会、日本インテリアデザイナー協会、日本グラフィックデザイナー協会、日本ディスプレイデザイン協会、日本デザイン学会、日本デザインコミッティー、広島県、広島県教育委員会、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送
協賛
SIGN、三井ガーデンホテル広島、株式会社三宅本店

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