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Before/After
展覧会
休館日
近年、メキシコから日本に輸送され、今年、一般公開のために修復作業が急ピッチで進められている岡本太郎の大壁画《明日の神話》(1969年、高さ5.5×横30m)は、原爆という超強力兵器に向かって雄々しく立ち上がろうとする人間をテーマとし、まさにヒロシマにつながる作品です。
1954年頃から核をテーマにした作品をいくつか制作してきた岡本は、「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ」に対して強い関心を抱いていました。《明日の神話》は、このテーマの集大成であるだけでなく、《太陽の塔》(1968年模型製作、1970年完成)と並んで、岡本芸術が集約されたものといえます。
本展覧会は、2005年に川崎市岡本太郎美術館で企画・開催されました展覧会に今、国内で修復作業が進められている壁画《明日の神話》の原寸大の写真パネルを展示するなど一部展示内容を追加し、紹介するものです。
本展覧会では、「壁画再生プロジェクト」の現在の情報を提供するとともに、壁画の原画4点(川崎市岡本太郎美術館、岡本太郎記念館、富山県立近代美術館、名古屋市美術館)などの他、関連する映像や様々な資料を展示することで、岡本太郎の原爆やヒロシマに対する考え方および制作の意図を明らかにします。
本展覧会から作家が壁画にこめたメッセージを多くの市民の方にご理解いただければ幸いです。
※入場は閉館の30分前まで※5月5日は19:00まで
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