見るための冒険—ミュージアム・アドベンチャーの活動から—
終了

特別展
見るための冒険—ミュージアム・アドベンチャーの活動から—

2004年10月23日(土) — 1月23日(日)

広島市現代美術館では、これまで10年にわたり、小学生のための作品鑑賞教室ミュージアム・アドベンチャーを開催してきました。この活動は、毎回テーマを定め、工作など体験的な要素を加え、対話しながら収蔵作品の鑑賞を行うもので、現代美術に初めて接する子供たちであっても、作品に親しみ、見て考えるまなざしを得ることを目指してきました。
本展では、このミュージアム・アドベンチャーの方法をもとにして、実際に展覧会会場で、様々な見方を体験し、それぞれに感じたり、考えたりすることができるようなしかけとともに作品を展示しています。展覧会を通じて、作品を見ることの楽しさや、新しい見方を自分から見つける喜びを感じ取ることができれば幸いです。加えて、ドイツ在住の新進作家栗林隆による見ることの面白さを発見させる新作インスタレーションも展示します。会期中は、学校での授業に利用できるようなプログラムの提案を行ったり、ミュージアム・アドベンチャーの開催、ワークショップ、アーティスト・トークなどの様々な催しを会場内の特設スペースにて随時開催する予定です。あなたも、「見ること」を見つける冒険に参加してみませんか?

出品作家
舟越桂、小林孝亘、根岸芳郎、杉本博司、福田繁雄、ディヴィッド・ホックニー、ヘンリー・ムーア、日高理恵子、ジャン(ハンス)・アルプ、サム・フランシス、アンディ・ウォーホル、桑山忠明、岡崎乾二郎、工藤哲巳、オノサトトシノブ、山田正亮、フランク・ステラ、リチャード・エステス、森村泰昌、高松次郎、モーリス・ルイス、村上友晴、ギュンター・ユッカー、河原温、池田満寿夫、マグダレーナ・アバカノヴィッチ、イヴ・クライン、長谷川潔、三木富雄、インゴ・ギューター、鴫剛 他 ※出品作品は変更することがあります

栗林 隆
1968年長崎県生まれ。1993年武蔵野美術大学、2002年クンストアカデミー、デュッセルドルフ(ドイツ)卒業。1997年ジェクトグルッペ・ストッフベクセル(カッセル、ドイツ)に出品、2003年ケルン市立美術館アートテーク(ドイツ)にて個展。2003年「アウト・オブ・ザ・ブルー」展(トーキョーワンダーサイト)出品。

基本情報

会期
2004年10月23日(土) — 2005年1月23日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
月曜日※月曜日が祝休日にあたる場合は開館、翌平日休館12月29日—1月3日
観覧料
一般810(640)円、大学生600(480)円、小中高生400(320)円
  • ( )内は前売り及び30名以上の団体料金
  • 11月3日(文化の日)は全館無料
  • 本展は、広島市内の小中学校等が学校教育活動等で入場される場合に限り、観覧料が免除されます。要申し込み。詳細は美術館までお問い合わせください。
主催
広島市現代美術館
後援
広島県、広島県教育委員会、広島市教育委員会

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