“パサージュ”フランスの新しい美術
終了

特別展
“パサージュ”フランスの新しい美術

1999年12月12日(日) — 1月30日(日)

西暦2000年というミレニアム(一千年期)への通過(パサージュ)を迎えるこの時期、現代美術館では、フランスに住み国際的に活躍する12名の若い作家の作品を紹介する展覧会を開催します。「フランスの新しい美術」とはいえ、彼らの国籍や人種はさまざま、アフリカやアジアあるいは東欧出身の作家が全体の半数を占めています。出品作家の出身が多様になったのは、他民族の他の文化を積極的に取り入れ昇華させた上で花咲かせるこの国の伝統を示すものであり、移民に寛容であろうとする現在のフランスの息吹を伝えるためでもあります。彼らの作品の多くには、衣服やプラスチックのおもちゃなど、日頃、私たちが身近に手にすることができる素材が用いられています。それらが写真やビデオなどのメディアと組み合わされることによって、新鮮なメッセージを発しています。
パリのパサージュ(屋根付き商店街)をそぞろ歩くような華やかで気ままな雰囲気をお楽しみいただけると思います。

基本情報

会期
1999年12月12日(日) — 2000年1月30日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
12月29日—1月3日
観覧料
一般910(730)円、大学生680(540)円、小中高生450(360)円 ※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館、読売新聞大阪本社、広島テレビ、美術館連絡協議会
後援
フランス大使館、広島県、広島県教育委員会、広島市教育委員会、広島日仏協会
協賛
花王株式会社
助成
国際交流基金

イベント・カレンダー