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特別展
リアル/ライフ イギリスの新しい美術

1998年8月12日(水) — 9月23日(水)

音楽、ファッション、そしてアート——イギリスは、歴史と伝統の国であると同時に、新しい文化の発信地でもあります。特にここ数年のイギリス文化の勢いには目を見張るものがあり、ロンドンの街はいま活気にあふれています。
世界中の注目を集めるイギリスの現代美術ですが、その中心となっているのは、80年代の終わりから90年代にかけて登場した「ヤング・ブリティッシュ・アーティスツ」と呼ばれる作家たちです。彼らの作品は、ほとんどが日常との関わりの中で生まれたものです。そしてその多くが私たちの生活に慣れ親しんだ写真やビデオ映像を表現手段としています。また彼らは、しばしばポップ・カルチャーと接触を持ち、ときにはマスメディアを巻き込みながら、現代美術をより近づきやすいものにしてきました。しかしながら、その一見親しみやすい表現の内には、現実をきびしく見つめる視線がひそんでいるのです。
この展覧会は、90年代のイギリス美術を通じて、今日私たちが向き合う現実についてもう一度考える機会を与えてくれるはずです。

出品作家
マット・コリショー、ウィリー・ドカティ、シール・フロイヤー、アニャ・ガラッチョ、ダグラス・ゴードン、モナ・ハトゥーム、ギャリー・ヒューム、サラ・ルーカス、ジョージナ・スター、サム・テイラー=ウッド、ジリアン・ウェアリング、レイチェル・ホワイトリード

基本情報

会期
1998年8月12日(水) — 9月23日(水)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで※8月12日―8月31日は19:00まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般910(730)円、大学生680(540)円、小中高生450(360)円 ※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館、ブリティッシュ・カウンシル、朝日新聞社、広島ホームテレビ
後援
英国大使館、広島県、広島県教育委員会
協賛
資生堂
助成
国際交流基金、グレイトブリテン・ササカワ財団

イベント・カレンダー

開館時間10:00-17:00
TEL082-264-1121