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マーク・ディ・スヴェロ展

1998年10月3日(土) — 11月23日(月)

マーク・ディ・スヴェロ(1933年 上海生まれ)は、今日のアメリカを代表する彫刻家のひとりです。主に鉄を素材に、巨大な野外彫刻を制作してきましたが、その強さ、スケール、躍動感は、まさにアメリカ的ということができるでしょう。この作家がしばしば使うのは、建築物に用いられるH鋼です。作家によれば、最初にアメリカにわたった際に目にした巨大な橋に対する衝撃が影響しているといいます。このような近代産業のイメージと直結する素材を厳格な、しかも、的確な構成で作り上げる立体作品は、その巧みなバランスによって、素材の重々しさを超える優れた表現にまで高めています。それはキネティックな(動く)要素を取り込んだ、遊びのある作品において、一層顕著に見ることができます。さらに、初期からしばしばあらわれるジャンク(廃品)・アート的傾向は、その日常的な要素により、作品に対する親しみやすさを増しています。
本展は、こうした作家の表現のいくつかの特徴を紹介する展覧会です。彼が最も得意とする3点の大作に、制作の変遷が窺える中品、小品10数点を加えた彫刻作品を展示します。さらに、絵画、素描、版画といった平面作品10数点を初めて日本で展覧し、この作家の多様な活動をまとめて紹介します。

基本情報

会期
1998年10月3日(土) — 11月23日(月)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般910(730)円、大学生680(540)円、小中高生450(360)円 ※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館、中国新聞社、中国放送
後援
広島県、広島県教育委員会