終了

特別展
リチャード・マイヤーとフランク・ステラ −建築と絵画の接点−

1996年5月25日(土) — 7月14日(日)

アメリカの建築家リチャード・マイヤー(1934-)と画家フランク・ステラ(1936-)は、1950年代後半より、「建築」と「絵画」という異なる分野に携わりながら、長きにわたって互いに影響を与え続けてきました。
モダニズム建築から多くを学んだマイヤーは、幾何学的形態を巧みに組み合わせて、明快な建築空間を生み出してきました。特に、ル・コルビュジェの白の建築の伝統は、マイヤー独自の光に対する哲学のなかに受け継がれています。
一方、絵画におけるイリュージョンの問題に取り組みながら、さらにそれを超えた現実空間の構築に挑んできたステラは、平面的な絵画から、立体的な絵画レリーフ、コラージュ、そして彫刻へと制作を展開し、近年では美術館を含む総合施設の設計を手掛けるなど、その活動は大きな飛躍を遂げています。
展覧会では、マイヤーの建築のなかから特に美術館のプロジェクトを取り上げ、建築模型、設計プラン、写真などを使って紹介します。そしてコラージュや彫刻作品も併せて展示し、マイヤーの芸術家としての側面に迫ります。ステラについては、初期の絵画作品から最新作までを、彼が手掛けた建築プロジェクトの模型などとともに展示します。さらに本展のためにマイヤーとステラが共同で提案する新しい複合施設のプランを建築模型で紹介します。
このように、本展は二人の多面的な活動を紹介するとともに、「建築」と「絵画」がどのように関わり合い、空間が「建築」と「絵画」によってどのように変貌するのかを検証し、21世紀の空間を創造する手掛かりを得ようとするものです。

基本情報

会期
1996年5月25日(土) — 7月14日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般900(720)円、大学生600(480)円、小中高生300(240)円 ※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館
後援
アメリカ大使館、広島県、広島県教育委員会、NHK広島放送局、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送
助成
アサヒビール、芸術文化財団

イベント・カレンダー