ミロ 舞台芸術の世界
終了

特別展
ミロ 舞台芸術の世界

1996年4月14日(日) — 5月11日(土)

ジョアン・ミロ(1893-1983)は、スペインが生んだ20世紀を代表する芸術家です。初期のフォーヴィスムやキュビスムに影響をうけた具象絵画、そして記憶と無意識が独自の記号へと結晶化された抽象絵画など、ミロの作風は様々な変遷を見せますが、その根底には常に故郷カタルーニャの文化や自然へのあたたかなまなざしがありました。
太陽や月、星、そして鳥や女たちなど、ミロの手から放たれた造形は、のびのびと生命が与えられ、歌い、泣き、踊っているように感じさせることがあります。ときにユーモラスでときに悲しい、そんなミロの詩的な世界は舞台という小さな宇宙にも通じていました。事実、演劇やバレエは彼にとって生涯愛すべきものでした。
今回の「Miró on Stage」は、ミロの舞台芸術をバルセロナのミロ財団の企画協力のもとにご紹介するものです。1926年にはじめて舞台に取り組んだ「ロミオとジュリエット」(ロシア・バレエ団)から、彼の舞台芸術の集大成とも言える「メルマの死」(1978年)まで、約250点の資料―絵画、デッサン、模型、衣装など―によってこれまで明らかにされなかったミロの舞台への情熱に触れていきます。
動きを取り入れた空間の構成や様々な素材の扱い方など、これらの資料からは、舞台のデザインがミロの絵画や彫刻と豊かな交流を見せていることもうかがえるでしょう。
本展を機に、ミロ芸術の新たな側面に触れ、その自由で大きな創造精神に親しんでいただければ幸いです。

基本情報

会期
1996年4月14日(日) — 5月11日(土)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般900(720)円、大学生600(480)円、小中高生300(240)円 ※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館、読売新聞大阪本社、広島テレビ、美術館連絡協議会
後援
外務省、スペイン大使館、広島県、広島県教育委員会
協賛
花王株式会社

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