ジョージ・ルーカス展
終了

特別展
ジョージ・ルーカス展

1994年4月16日(土) — 6月19日(日)

「スター・ウォーズ」、「インディ・ジョーンズ」などの映画作品で知られるジョージ・ルーカスは、最新のテクノロジーを駆使した特殊効果(SFX)を取り入れ、時空を超えた夢の世界をスクリーン上に描き出しました。周到なリサーチと綿密なプランによって、背景画、舞台装置、小道具、そして登場人物などを創造するルーカスの作品は、現代における新しい芸術表現としてとらえられうるものでしょう。
その作品制作の土台である膨大な資料、模型などは、現在も大切に保管されています。それらをもとにルーカスの世界を基本コンセプトからたどっていくことは、映像美術をかつてない形で探求する試みであるとともに、ルーカスがいかなる特殊効果を用いて独自の映像世界を構築していったか、さらに彼によって大きな改革を遂げた「SFX」という技術が、どのようにしてひとつの視覚芸術を確立していったかを明らかにすることとなるでしょう。
本展では、「スター・ウォーズ」と「インディ・ジョーンズ」の2つのシリーズ各3本を中心に、実際に撮影に使われた数々のアイテム―ILM(ルーカスのSFX工房)のスタッフが制作したアイデア・スケッチ、ミニチュア、コスチューム、オブジェなど約400点ーとビデオによる映像シーンによって、ルーカスの発案から映像のワン・シーンにいたるまでのプロセスを紹介するものです。

基本情報

会期
1994年4月16日(土) — 6月19日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般1,000(800)円、大学生600(480)円、小中高生300(240)円 ※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館、中国新聞社、中国放送
後援
広島県、広島県教育委員会

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