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特別展
東南アジアのニュー・アート 「美術前線北上中」展

1992年10月31日(土) — 11月29日(日)

いま、なにが終り、なにが始まろうとしているのか。
高度情報化社会の出現、交通手段の発達によって、世界がひとつのまとまりであることが、いま強く意識されるようになりました。西洋を中心とした時代から、世界のあらゆる場所が等しく重要な時代へと、時は流れていこうとしています。いまアジアの一角で、なにが終り、そしてなにが始まろうとしているのか。
豊かな文化と伝統を育んできた東南アジアの国々も、近年めざましい経済発展によって、急激な社会の変化にみまわれています。近代化する都市と崩壊する古い共同体。美術もまた社会の変化と無縁ではありません。80年代のアジア美術に見られなかった新鮮な表現や目新しい形式で制作する若い世代が、東南アジアのアート・シーンに現れ、活況を呈しています。彼らの表現に失われゆくものへの危機感と新しい時代への希望とを感じ取ることができるでしょう。
本展は、こうした東南アジア諸国の現代美術の最新の動向を、アセアン6ヵ国の代表的な若手アーティスト17名の最新作によって紹介するものです。東南アジアだけに絞った本格的な現代美術展としては、日本で初めての試みであり、90年代の美術動向を占う上でも、重要な意義を担うものといえましょう。

出品作家
ブルネイ
アブドゥル・マレク・ビン・ハジ・メタルサト
インドネシア
ダダン・クリスタント、ヘリ・ドノ、トゥグ・オステンリック
マレイシア
モハマッド・ファウジン・B.ムスタファ、タン・チンクァン、ウォン・ホイチョン、ズルキフリー・B.ユソフ
フィリピン
エドソン・アルメンタ、ノルベルト・ロルダン、ロベルト・G.ヴィラヌエヴァ
シンガポール
リム・ポーテック、タン・ダウ
タイ
モンティエン・ブンマー、サンスーン・ミリンダスート、チャーチャーイ・プイピア、スパチャイ・サートサーラ

基本情報

会期
1992年10月31日(土) — 11月29日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般300(240)円、大学生200(160)円、小中高生100(80)円 ※( )内は30名以上の団体料金 ※11月3日(文化の日)は全館無料
主催
広島市現代美術館、国際交流基金、アジア交流推進実行委員会(広島県、広島市、広島商工会議所、㈶ひろしま国際センター、㈶広島市国際交流協会、広島アジア競技大会推進協議会、'95ひろしまは変わる10万人委員会)、NHK広島放送局
後援
外務省、インドネシア大使館、大使館、タイ大使館、フィリピン大使館、ブルネイ大使館、マレイシア大使館、広島県教育委員会
協賛
日本航空

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