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特別展
セルフ:1961—1991 ルーカス・サマラス展

1992年4月11日(土) — 5月24日(日)

1936年、ギリシャ生まれのルーカス・サマラスは、ボックス・ワークやフォト・トランスフォーメーションなど、オリジナリティーに富んだ作品によって、60年代以降のアメリカ現代美術のなかでも異彩を放つ存在として高く評価されてきました。
その強烈で謎めいた心理的イメージ、そして多彩な表現方法は、実にユニークであり、サマラスの生み出す豊かな造形言語は私たちに多くを語りかけてきます。
セルフ―「自分自身」について探求し、言及すること。サマラスは、自らの内面世界を真摯にみつめ、自らを作品の素材とすることによって、この普遍的なテーマに取り組んできました。作品にとりこまれた身体的イメージは、サマラス自身による内面世界の開示であり、その一種、強迫観念に満ちたドラマチックな表現は観る者の心を強く惹きつけて離しません。というのも、この「セルフ」(自身)というテーマは、単に、一芸術家の個人的な問題にとどまるものではなく、私たちすべてにとっても永遠のテーマであるからなのでしょう。
本展は、わが国で初めての回顧展であり、1961年から1991年まで30年間にわたるサマラスの制作活動の全貌を、絵画、立体、写真そして映像を含む約160点の作品によって紹介するものです。

基本情報

会期
1992年4月11日(土) — 5月24日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般720(570)円、大学生410(320)円、小中高生200(160)円 ※( )内は30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館、読売新聞社、広島テレビ
後援
アメリカ大使館、広島県、広島県教育委員会

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