アメリカ絵画200年展 ティッセン=ボルネミッサ・コレクション
終了

特別展
アメリカ絵画200年展 ティッセン=ボルネミッサ・コレクション

1991年7月13日(土) — 8月25日(日)

このたび、広島市現代美術館では、ティッセン=ボルネミッサ財団の協力により、アメリカ絵画200年展を開催いたします。
イタリアとの国境にほど近い、スイスのルガノ市にあるティッセン美術館は、ティッセン=ボルネミッサ男爵(先祖はドイツの鉄鋼王)父子二代にわたる大コレクションを公開する美術館です。その内容は、14世紀から現代にまでわたるもので、その質においても量においても世界屈指のコレクションと言われています。
今回は、この中から19世紀から現代にいたるまでのアメリカ絵画を、19世紀初期の風景画からポップアートまでの代表的作品により、“自然から、都市へ”の視点で、判り易く構成し紹介するものです。
独立当初ヨーロッパの模倣から出発し、大自然の中で独自の壮大な風景画を生み出し、やがて戦後、抽象表現主義をきっかけに、世界の美術の中心へと劇的な展開をみせてゆくアメリカ美術200年のダイナリズム、純粋で大らかなアメリカン・スピリットを、存分にお楽しみください。

出品作家
トーマス・コール、ジョン・ウィリアム・ヒル、ジェームズ・グッドウィン・クローニー、ヘンリー・ルイス、フィッツ・ヒュー・レイン、ジャスパー・フランシス・クロプシー、フレデリック・エドウィン・チャーチ、サンフォード・ロビンソン・ギフォード、アッシャー・ブラウン・デュランド、アルバート・バイアスタット、ウィンスロー・ホーマー、フランシス・オーガスタス・シルヴァ、ジョージ・イネス、ウィリアム・マイケル・ハーネット、チャイルド・ハッサム、セオドア・ロビンソン、ジョン・フレデリック・ピート、ウィリアム・メリット・チェイス、チャールズ・W・ホーソン、アーヴィング・ラムゼイ・ワイルズ、トーマス・モラン、マックスフィールド・パリッシュ、ジョン・スローン、ヘンリー・フランシス・ファーニー、フレデリック・カール・フリーゼク、モーリス・プレンダー・ガスト、マックス・ウェーバー、トーマス・ハート・ベントン、エドワード・ホッパー。スチュアート・デイヴィス、アーサー・ガーフィールド・ダヴ、チャールズ・ヘンリー・ディマス、ジョン・マリン、オスカー・ジュリアス・ブルームナー、ウォルト・クーン、ラルストン・クローフォード、ミルトン・エイヴァリー、ベン・シャーン、ギイ・ペーヌ・デュ・ボワ、アーシル・ゴーキー、ジャクソン・ポロック、ウィレム・デ・クーニング、チャールズ・シーラー、ハンス・ホフマン、ジョージア・オキーフ、マーク・トビー、ジェームズ・ローゼンクイスト、ロイ・リキテンシュタイン、リチャード・リンドナー、フランク・ステラ、ロマー・バーデン、トム・ウェッセルマン、アンドリュー・ワイエス、リチャード・エステス

基本情報

会期
1991年7月13日(土) — 8月25日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで※7月20日―8月25日は19:00まで

休館日
会期中無休
観覧料
一般720(570)円、大学生410(320)円、小中高生200(160)円 ※( )内は30名以上の団体料金
主催
広島市現代美術館、中国新聞社、ティッセン=ボルネミッサ財団
後援
外務省、文化庁/スイス大使館、アメリカ大使館、広島県、広島県教育委員会
協賛
日本航空

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