開催中

THINGSTIGATE「Butsu-Butsu Ko-kan(物々交換)」 

  • 参加型プロジェクト
2024
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月・休
広島市現代美術館 展示室B-3

オープン・プログラム「ミーティングポイント—出会う、知る、交換する」で実施されるThingstigateによる参加型プロジェクト。ティンティン・ウリアが代表を務める研究チームThingstigateは、私たちの身の回りにある、ありふれたものごと(common thing)が、どのように「共通するものごと(things-in-common)」となり得るのか、という調査研究を行なっています。
「Butsu-Butsu Ko-kan(物々交換)」は、さまざまな人たちが所有する日用品などのオブジェクト(もの)を通して、それらにまつわる記憶や体験を交換する参加型プロジェクトです。参加することで、身近な「もの」や「できごと」の見え方や関わり方が変わっていくかもしれません。

◉Thingstigateからのメッセージ

ご来場者のみなさまへ

9月21日から広島市現代美術館でスタートする「Butsu-Butsu Ko-kan(物々交換)」へようこそ!
Thingstigateと広島市現代美術館は、ここを訪れるすべての人びとに、思い出や体験の交換にご参加いただきたくご案内いたします。参加方法については、次の説明をご覧ください。
よろしくお願いします。

陳嘉麗、マキシン・チオン、ティンティン・ウリア

参加方法

展示室へ来る前に
1. 身の回りにある交換したいオブジェクト(もの)を選んでください。
2. そのオブジェクトにまつわるストーリーを考えてください。
3. オブジェクトとストーリーと一緒に展示室へ来てください。

展示室へ来たら
1. あなたのオブジェクトをテーブル上の布の上に置いてください。そして、そのオブジェクトのシルエットを布に描いてください。
2. オブジェクトの横にあなたのストーリーを書いてください。ストーリーは、「私がこのオブジェクトを贈る理由は...」という言葉から始めてください。記入した日付と時刻も記入してください。
3. テーブルの上に既にあるオブジェクトの中から、自分のオブジェクトと交換したいものを一つ選んでください。そのオブジェクトのシルエットの横に、オブジェクトにまつわるストーリーを書いてください。ストーリーは、「私がこのオブジェクトをもらう理由は...」という言葉から始めてください。記入した日付と時刻も記入してください。
4. 持ち帰るオブジェクトの写真を撮り、お好きなSNSのアカウントに、「#Thingstigate」「#HMoCA」を付けて、あなたのストーリーと一緒に投稿してください。
5. そのオブジェクトを持ち帰ってください。

注意:
交換できるオブジェクトは、状態の良いもの(壊れていないもの)、腐らないもの、清潔なもの、においを発しないもの、安全なもの、再利用可能なもの、重さが2kg以下でテーブル上に置ける日用品に限ります。お持ちいただいたものは返却できませんのでご了承ください。展示に不適切と判断した場合には、展示を控えさせていただく場合があります。

オブジェクトの例:
傘、アルバム、教科書、お土産(キーホールダーなど)、おもちゃ、人形、陶器、帽子、スカーフ、ベルトなど
 
 
→ THINGSTIGATE(シングスティゲイト)とは?
アートによって社会や政治の変革がどのように起こるのかを明らかにすることを目的とした研究プロジェクト。その方法として、その変革が、美的オブジェクトを基軸に、「想像力」「感情」「社会政治学的制度」で構成される枠組みのなかで発生するという仮説を立て、過去の参加型アートのアーカイブ分析、日常における参加型アートの実施、美的オブジェクトの追跡調査を行う。
THINGSTIGATE-Things for Politics’ Sake: Aesthetic Objects and Social Change

 
 
協力|The University of Gothenburg and the European Research Council/'Thingstigate'

会場
広島市現代美術館 展示室B-3
料金
参加無料、見学自由

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