これから

コレクション展
コレクション展2026-Ⅱ
美術館の時間_チャプター2:時間の束

2026年10月10日(土) — 2027年1月24日(日)
青木野枝《晴玉1》2004

広島市現代美術館は、リニューアル3周年を迎えました。今年度のコレクション展では、「美術館の時間」を年間テーマに、3期にわたり作品と当館の活動をご紹介します。第2回となる本展は、「チャプター2:時間の束」と題しています。

チャプター1:タイムマシーン [2026年6月27日–9月23日]
チャプター2:時間の束  [10月10日–2027年1月24日]
チャプター3:ここに流れる時間  [2027年2月27日–6月13日]
 
 
一つの美術作品にも、さまざまな時間が折り重なっています。過去の作品や表現を参照し、それらに応答することで生まれる、異なる時代のつながり。作品が人から人へ、場所から場所へと渡り、保存や修復を経ながら受け継がれていく時間。そして、展覧会や作品の収集を通して積み重ねられてきた、美術館の活動の時間です。本展では、こうした異なる時間が作品やコレクションの中で重なり、結びつくあり方を「時間の束」と捉えます。作品が携えてきた時間と、それらがいまここで結びつくことで生まれる新たな関係に注目します。
 
 
1.引用と応答
新しい作品も、何もないところから生まれるわけではありません。作家たちは、ときに過去の作品やイメージ、表現の方法を引用・参照し、それらを自らの作品へと取り込んできました。それは過去の表現を受け継ぐだけでなく、別の時代や立場から問い直し、新たな意味を与えることにもつながります。このセクションでは、時を越えて交わされる、作品同士の「引用と応答」に注目します。

出品作家(※展示予定順)
横尾忠則、加藤立、横山奈美、岡崎和郎、森村泰昌、マルセル・デュシャン
 
 
2.作品がもつ時間
作品の時間は、完成したときに止まるわけではありません。作品は人から人へと渡り、場所を移し、展覧会に出品され、ときには美術館のコレクションとなって現在まで受け継がれてきました。その間にも素材は変化し、美術館では作品を未来へ残すための保存や修復が行われます。このセクションでは、作品がこれまでたどってきた時間と、これから先へと受け継がれていく時間に目を向けます。

出品作家(※展示予定順)
クルト・シュヴィッタース、丸木位里、丸木俊、戸谷成雄、赤瀬川原平、千円札事件懇談会、竹村京、大木裕之
 
 
幕間

出品作家(※展示予定順)
小森はるか+瀬尾夏美、井上武吉
 
 
3.ヒロシマ賞とテーマ「ヒロシマ」のこれまで
前回に引き続き、「ヒロシマ賞」と「テーマ『ヒロシマ』」を通して当館が紹介してきた作品を振り返ります。長年にわたる二つの活動から生まれた作品は、時代ごとに異なる「ヒロシマ」へのまなざしを映しながら、当館のコレクションの一部となってきました。このセクションでは、新たな作品を通して、その活動の積み重なりと、そこから見えてくる「ヒロシマ」の多様な表現をご紹介します。

出品作家(※展示予定順)
殿敷侃、アルパナ・カウル、ナンシー・スペロ、大岩オスカール、吉田穂高、松本英一郎、青木野枝、北山善夫、多田美波、黒崎彰、ポール・デイヴィス、アンソニー・グリーン、方力鈞、シリン・ネシャット

青木野枝《晴玉 1》2004

加藤立《I am a museum》2019

竹村京《修復された誕生仏像3》2022

大岩オスカール《FLOWER GARDEN》《FLOWER GARDEN(センター)》《FLOWER GARDEN》2004

多田 美波《「滅」(Annihilation)》1997

基本情報

会期
2026年10月10日(土) — 2027年1月24日(日)
開館時間
10:00–17:00

※入場は閉館の30分前まで

会場
広島市現代美術館 A展示室
アクセス
休館日
月曜日(ただし10/12、11/23、1/11は開館)、10/13(火)、11/24(火)、年末年始(12/27–1/1)、1/12(火)
観覧料
一般350(250)円、大学生250(150)円、高校生・65歳以上150(100)円、中学生以下無料

※( )内は30名以上の団体料金
※原爆障害者章、身体障害者手帳ほかをお持ちの方と、その介添者は無料  詳細はこちら
割引
【ハロー!コレクションデー】
毎月第3日曜日: コレクション展無料

【文化の日】
11月3日: 全館無料

イベント・カレンダー

開館時間10:00-17:00
TEL082-264-1121