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協力者募集

村上友重「広島の光の採集」協力者募集

2021年11月3日(水・祝) 11:00~12:30

広島県内のそれぞれがお住いの場所・地区

展示風景「絵画のなかの風景」なかた美術館 2020 ©️Kiyohito Mikami

「採取した光 20190321-20190808」制作風景 2019 ©️Tomoe Murakami

村上友重によるプロジェクト、「広島の光の採集」に協力していただける方を募集します。

参加者のみなさんとZoomで繋ぎ、それぞれの場所で、同じ時間にいっせいに「サイアノタイプ」を制作します。その目的は、広島県内各所で「光」を採集すること。制作したサイアノタイプは2022年1月から開催の展覧会「どこかで?ゲンビ and DOMANI「村上友重+黒田大スケ」」で展示の予定です。

日時|2021年11月3日(水・祝) 11:00~12:30 ※悪天候時は11月7日(日)に実施
会場|広島県内のそれぞれがお住いの場所・地区
定員|30名/組程度
対象|広島県にお住まいの方、または当日広島県内で参加できる方(県内であれば場所は問いません)
参加費|無料
応募締切|10月20日(水) ※受付終了しました

・注意事項

※応募者多数の場合は抽選
※複数名でご参加の場合は、1グループにつき用紙を2枚お送りします
※ご参加いただくには、インターネット環境が必要となります
※事前にZoomアプリをダウンロードしてください
※制作する「サイアノタイプ」は作品の一部として展示されるため、美術館に郵送していただきます。なお、制作する2枚のうち、展示に使用しない1枚については、後日、参加者の方に差し上げます(希望者のみ)
※ただし、制作していただいた全点が必ず展示に使われるとは限りません


「採取した光 20190321-20190808」制作風景 2019 ©️Tomoe Murakami

・Q&A

Q. サイアノタイプとは?
A. 塩鉄の化学反応を利用した写真技法のひとつ。薬剤を塗布した用紙を直接、光にあてて露光させて作ります。光の明暗や紫外線量によって、青色の濃淡が生まれます。

Q. どんなことをするのでしょうか?
A. ① 参加者の方には事前に、サイアノタイプ制作に必要な用紙(薬品塗布済みの印画紙)をお送りします(1グループにつき2枚)。
② 開始時刻になったらZoomミーティングに参加してください。ミーティングIDおよびURLは、前日までにメールでお知らせします。
③ 村上さんの指示に従って、太陽の光が十分に当たる場所(窓辺、ベランダ、庭、近所の公園など)にサイアノタイプの印画紙を置き、30分程度光に当てて露光させます。
④ 露光が完了したら、印画紙を同封の黒い紙袋に入れ、返信用封筒で美術館に返送してください。

Q. 当日のスケジュールは?
A. おおよそのスケジュールは以下の予定です。
11:00~ 村上友重さんから、サイアノタイプ制作手順や注意事項等の説明
11:30~ 露光スタート(この間、Zoomから退出していただいて構いません)
12:15~ 再びZoomにログイン、露光後の作業についての説明
12:30  終了予定

 

村上友重(むらかみ・ともえ)

1980年、千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部総合人文学科文芸専修卒業。東京藝術大学での勤務を経て、ノーザンブリア大学(イギリス)に在学。現在、広島県を拠点に活動。季節や時間帯によって移ろう光、温度や湿度で変わる空気など、見ているはずなのに見えない、不確かなものを風景のなかで捉え、写真作品として発表。近年は特に光への関心を深め、観察や分析といった行為も含めた作品の制作を試みる。主な近年の展覧会に、「絵画のなかの風景」なかた美術館, 広島 (2020)、「VOCA展」上野の森美術館, 東京(2016)、「《写真》見えるもの 見えないもの #2」東京藝術大学陳列館, 東京(2015)、「CONTEMPLATION : Emerging Female Photographers from Japan」Texas Woman’s University Gallery、テキサス、アメリカ(2013)など。主な受賞歴に、「Foam Talent」オランダ(2012)など。
http://www.tomoemurakami.com/

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