ホーム開催中&これからどこかで?ゲンビ and DOMANI「村上友重+黒田大スケ」

program

展示

どこかで?ゲンビ and DOMANI「村上友重+黒田大スケ」

2022年1月8日(土)~2月13日(日) 3月10日(木)

広島城 二の丸(広島市中区基町21-1)

展示風景 Photo: Keita Otsuka + Shunta Inaguchi

展示風景 Photo: Keita Otsuka + Shunta Inaguchi

展示風景 Photo: Keita Otsuka + Shunta Inaguchi

展示風景 Photo: Keita Otsuka + Shunta Inaguchi

展示風景 Photo: Keita Otsuka + Shunta Inaguchi

「どこかで?ゲンビ」の一環として、写真と彫刻というジャンルの異なる2作家による、広島市内を中心とした調査や人々との交流を通した作品を紹介します。会場は、被爆時に焼失し、1991年に復元完成された広島城 二の丸です。幅広い写真技術を活用する村上友重は、広島に暮らす人々との協働を通した「広島の光の採集」とも言うべき活動を構想し、野外彫刻に関する映像作品を近年手がける黒田大スケは、広島の平和記念公園周辺などに設置される彫刻を題材とした作品に取り組みます。
なお、本展覧会は文化庁が実施している「新進芸術家海外研修制度」の成果発表の機会として開催される「DOMANI・明日展」との連携事業として実施するものです。
▶ 展覧会チラシ

DOMANI・明日展の詳細について
https://domani-ten.com/2022/

会期|2022年1月8日(土)~2月13日(日) 3月10日(木) ※1月9日~3月6日は休場
開館時間|9:00~16:30 ※入館は閉館の30分前まで
会場|広島城 二の丸(広島市中区基町21-1)
主催|広島市現代美術館、文化庁、広島城
※会期中無休、観覧無料
※会期延長に伴い、一部展示内容を改編します

・関連動画

新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、本展の関連イベントは無観客で行い、オンラインで公開します。

■黒田大スケ まち歩き彫刻鑑賞ガイドツアー [全5回]
黒田大スケのナビゲートで、広島市内の公共彫刻を紹介します。
彫刻探訪-広島編①-(広島城周辺)
彫刻探訪-広島編②-(中央図書館周辺)
彫刻探訪-広島編③-(旧市民球場跡地周辺)
彫刻探訪-広島編④-(平和記念資料館周辺)
彫刻探訪-広島編⑤-(千田町周辺)

■村上友重、黒田大スケ アーティスト・トーク [全3回]
本展参加作家が、展示会場から作品について語ります。
アーティスト・トーク① 村上友重
アーティスト・トーク② 黒田大スケ
アーティスト・トーク③ 参加作家と担当学芸員による座談会

■村上友重×北森武彦 対談「光について」
本展参加作家の村上友重と北森武彦先生(国立清華大学(台湾)玉山榮譽講座教授)が、写真家と科学者という立場から、光について語ります。
村上友重×北森武彦 対談「光について」【NEW!】


[連携企画]
THE POOL主催 黒田大スケ「不在の彫刻史 -3-」アーティスト・トーク
THE POOLで開催される黒田大スケ個展「不在の彫刻史 -3-」の関連イベントとして、アーティスト・トークが行われました(ゲスト:松岡剛(広島市現代美術館))。

黒田大スケ個展「不在の彫刻史 -3-」
会場|THE POOL(広島市中区東千田町2-13-18 )
会期|2022年1月10日(月)~28日(金)
開廊時間|14:00~19:00
休廊|日・月・祝 ※1月10日除く


 

村上友重(むらかみ・ともえ)

1980年、千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部総合人文学科文芸専修卒業。東京藝術大学での勤務を経て、ノーザンブリア大学(イギリス)に在学。現在、広島県を拠点に活動。季節や時間帯によって移ろう光、温度や湿度で変わる空気など、見ているはずなのに見えない、不確かなものを風景のなかで捉え、写真作品として発表。近年は特に光への関心を深め、観察や分析といった行為も含めた作品の制作を試みる。主な近年の展覧会に、「絵画のなかの風景」なかた美術館, 広島 (2020)、「VOCA展」上野の森美術館, 東京(2016)、「《写真》見えるもの 見えないもの #2」東京藝術大学陳列館, 東京(2015)、「CONTEMPLATION : Emerging Female Photographers from Japan」Texas Woman’s University Gallery、テキサス、アメリカ(2013)など。主な受賞歴に、「Foam Talent」オランダ(2012)など。
http://www.tomoemurakami.com/

黒田大スケ(くろだ・だいすけ)

1982年、京都府生まれ。広島市立大学大学院博士後期課程修了。彫刻家、橋本平八の研究で博士号取得。作品制作の他に展覧会の企画運営もてがける。アーティスト・コレクティブ「チームやめよう」主宰。現在、関西を拠点に活動。彫刻に関するリサーチを基に、近代以降の彫刻家やその制作行為をモチーフとしたパフォーマンス的要素の強い映像を制作、シリーズとして展開している。主な近年の展覧会に、「対馬アートファンタジア2020-21」対馬市,長崎(2021)、個展「祝祭の気配」トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー,東京(2021)、「未然のライシテ、どげざの目線」京都芸術センター(2021)、個展「不在の彫刻史2」3331 Arts Chiyoda、東京(2019)、「瀬戸内国際芸術祭2016」小豆島旧三都小学校,香川(2016)など。
https://sites.google.com/view/daisuke-kuroda/home

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