この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今

Tintin Wulia ティンティン・ウリア


1972年、バリ(インドネシア)生まれ、現在はメルボルン(オーストラリア)に在住。

中国系インドネシア人であるウリアは、1950年代から60年代にかけて華人に対してインドネシア政府が取った差別的な政策により、家族が辛い過去を経験していると感じて育つ。自身は、1998年ジャカルタの五月暴動を目の当たりにしたことから、民族や文化のアイデンティティといった問題に敏感に反応するようになる。また、インドネシア、アメリカ、オーストラリアで教育を受け、アーティストとして世界中に滞在するなど、この十年以上もの間、世界中を動き回る生活を送り続けてきた彼女は、国境、移動、越境、侵入という現象に関心を寄せ、帰属や国籍をテーマとした作品を、映像やインスタレーションで発表する。


主な個展

2010 Deconstruction of a Wall, Ark Gallery, Jakarta, Indonesia
2008 Invasion, Motive Gallery, the Netherlands
2007 Plug In #21, Van Abbemuseum, the Netherlands
2006Everything’s OK, The White Cube, Norrlands Operan, Sweden

《ルアー》2009
Courtesy of the artist and Osage Gallery, Hong Kong.
Presented through the support of Osage Art Foundation.