この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今

Motoyuki Shitamichi 下道基行


1978年、岡山(日本)生まれ、現在、名古屋、東京を拠点に活動。

下道は、普通は見過ごされてしまっているものの、日常の風景になにげなくとけ込むどこか異質な存在に反応する。それは、戦争の遺構であり、突如景色に現れる鳥居であり、ある場所と別の場所とを結ぶ橋の役割をする物体であったり、と、さまざまである。こうした埋もれた風景を宝探しのように見つけるべく日本国内外を旅しながらカメラにおさめ、写真やインスタレーションとして発表する。新しくなにかを作り出すのではなく、フィールドワークという手法ですでにそこにあったものを再提示することで、見慣れた風景の別の見方やそこに潜む問題をも提示する。


主な個展

2011 「Re-Fort Project」, Gallery αM, 東京
2010「日曜画家/Sunday Painter」, 水戸芸術館クリテリオム79, 茨城
2009「Air/空」, 梅香堂, 大阪
2008「Fantomes」, Espace Japon, Paris, France

《戦争のかたち》より「農業倉庫」、2001-2005
Courtesy of the artist