今和次郎、吉田謙吉らによる「考現学」

今和次郎(1888〜1973)、 吉田謙吉(1897〜1982)が中心となり、1923年の関東大震災をきっかけにバラックなどを調査した。その後、彼らは人々の暮らしにまつわる細部を詳細に調べ、表やグラフ、イラストを交えてユーモラスに提示し、『婦人公論』誌で発表。後に、現代人の生活に関するこのような調査を「考現学」と命名し、1927年には新宿の紀伊国屋書店において「しらべもの[考現学]展覧会」を開催し、多くの観客を楽しませた。

〈左〉小池富久《丸ビルモダンガール 散歩コース No.1-No.2》(しらべもの「[考現学]展覧会」より)1927年
〈右〉新井泉男《某々女学校作品展覧会分析》(しらべもの「[考現学]展覧会」より)1926年
いずれも工学院大学図書館蔵