ビデオアートプログラムA第42回 : オープン・ミュージック・アーカイブ


上映作品について

建築家、ルイス・バラガン(1902-1988)は静寂と音楽を愛しました。40年に渉り暮らしたメキシコ・シティーにある自邸には、すべての部屋、また庭までもにプレーヤーとスピーカーが備えられています。邸内にはバラガンの日常の傍らにあった美術品や本とともに、膨大なレコード・コレクションが残されており、オープン・ミュージック・アーカイブのメンバーは、このバラガン個人の音楽コレクションのリサーチを行うことから作品制作をはじめました。メキシコは音楽著作権が世界で最も厳しく、録音、及び作曲家の死から100年間著作権が発生します。この法の下、誰もが共有できる財産として音楽を再び人々の元に返すべく、法の施行される以前に著作権フリーとなったレコードの曲を繋ぎあわせた本作は、音楽は誰のものかを問いかけます。

オープン・ミュージック・アーカイブ

2005年、アイリーン・シンプソンEileen Simpsonとベン・ホワイトBen White(共に1977年イギリス、マンチェスター生まれ、ロンドン在住)の2人により結成。美術と音楽を横断するテーマに目を向け、特に著作権と公に享受できる自由との軋轢を取り上げた、映像を中心とする作品を制作する。

 上映作品

《オープン・ハウス/分断された遺産》2012-2014年、カラー、サウンド、10’37”

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