アウトリーチ・プログラム館外コレクション展 B. 大川美術館(群馬県)編

戦後75年を迎えた今年、戦時を生きた画家たちの活動を振り返ることで、絵画の力を問い直します。広島に生まれた靉光(1907-1946)をはじめとした同時代の画家の作品約50点を紹介するPart1と、丸木位里(1901-1995)・丸木俊(1912-2000)夫妻によって共同制作された《原爆の図》(再制作版)が桐生市のモリマサ百貨店で展示された1951年の展覧会を検証するPart2の、2つの展覧会から構成されます。

広島市現代美術館所蔵作品を中心に Part1
靉光と同時代の仲間たち
2020年10月10日(土)~12月13日(日)

広島市現代美術館では、本年が「被爆75年」にあたることから、初夏に「無辜の絵画 靉光、竣介と戦時期の画家」展を企画しました。大川美術館は、コレクションから松本竣介の代表作である「街」などを特別協力として出品し、また松本竣介をはじめとする同時代の作家に関する調査に協力しました。靉光、松本竣介を中心に同時代の秀作が160点ほど出品される充実した内容になる予定であった展覧会は、新型コロナウイルス感染症の影響にともない、やむなく中止となりました。このたび大川美術館で開催される二つの展覧会は、「無辜の絵画」展における両館の調査協力にともなって企画されたものです。広島市現代美術館の精選された所蔵品を中心に構成しています。
「靉光と同時代の仲間たち」展の中心となる画家・靉光(1907-1946)は、広島出身で、戦時下の困難な時代にあって、市井の画家として創作をつづけ、44年に応召し、終戦後の46年、上海の兵站病院で亡くなりました。大川美術館にとって重要な画家のひとりである松本竣介とともに「新人画会」を結成するなど交友があった靉光は、東京国立近代美術館所蔵の《眼のある風景》(1939年)をはじめ、戦中期の作品の数々が今日高く評価されている作家です。この度の展覧会は、群馬県下でははじめての靉光の展覧会となります。

大川美術館ウェブサイト:http://okawamuseum.jp

展覧会チラシ(PDF:1.5MB)

follow us
facebook
twitter
YouTube
RSS

メールニュース