オープン・プログラム特別展示 ル・コルビュジエの建築模型


「ル・コルビュジエの建築作品 −近代建築運動への顕著な貢献− 」が2016年7月にイスタンブールで開催された第40回世界遺産委員会において、世界遺産一覧表に登録されることが決定されました。7カ国17作品の構成遺産の中には日本の国立西洋美術館も含まれ、大きな話題になりました。

広島市現代美術館は、ル・コルビュジエの建築模型20点を資料として所蔵しています。それらは元々、広島市現代美術館の建物を設計した黒川紀章氏の呼びかけにより全国の大学の建築学科が連携し、多くの学生たちの手によって制作されたものです。そのうち世界遺産にも登録された3作品《ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸》《ロンシャンの礼拝堂》《ラ・トゥーレットの修道院》の建築模型を、このたび特別展示としてご紹介します。
黒川氏はル・コルビュジエから受けた影響を度々語っています。その黒川氏が手がけたこの建築空間の中で、近代建築の始祖とうたわれるル・コルビュジエの建築思想と向き合う体験は、数多くの発見をもたらしてくれるにちがいありません。

ル・コルビュジエ(1887-1965)

スイスで生まれ、フランスで活躍した建築家。モダニズム建築の礎を築いた20 世紀を代表する建築家であり「近代建築の三大巨匠」と呼ばれる。実践に理論を並行させ、鉄筋コンクリートを活用した建築理論「ドミノ・システム」、高密現代都市の理想的環境を構想した「輝く都市」、身体に合う建築寸法の黄金比「モデュロール」、新しく自由な建築のための要点「近代建築の五原則」などを発表し、世界に多大な影響を与えた。また、世界中の様々な都市の計画・構想に関わった。

《ロンシャンの礼拝堂》建築模型

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