特別展無辜の絵画 靉光、竣介と戦時期の画家


特別展「無辜の絵画 靉光、竣介と戦時期の画家」は新型コロナウイルス感染症の影響にともない、やむなく中止することになりました。楽しみにしてくださっていた皆様には申し訳ございませんが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。なお図録はミュージアムショップおよび通信販売でもお買い求めいただけます。(ゲンビ特典:展覧会ポスター)

「無辜(むこ)の絵画」展は、戦争の時代に画家として生きた一群の人々を、松本竣介と広島出身の靉光を軸として、昭和初期から1950年頃までの作品によって紹介します。 靉光(あいみつ/本名、石村日郎)は、1907(明治40)年広島に生まれました。幻想的でありながら、ものそのものに肉薄する細密描写と、東洋画の伝統的な表現にも影響された独自の画面は、緊張感に溢れ、なにものにも代え難い絵画固有の美を体現します。1944(昭和19)年に応召し、終戦直後、上海において38歳で戦病死しました。 松本竣介は、1912(明治45)年に東京で生まれ、中学進学と同時に病のため聴力を失います。大都会となりつつあった首都をみつめ、そこから題材を得てイメージの交錯する独特の世界を生みだしました。厳しい時代の中で自らを見失うことのないように律するその姿勢は、結晶のように彼の作品に潜み、1948(昭和23)年にわずか36歳で病のため亡くなりますが、その絵画のもつ輝きは多くの人々を魅了しています。 この展覧会では、被爆75年を迎える広島において、彼ら二人の作品と共に、同じ時代を生きた作家の、戦争のもと多くの困難を伴いながらも描かれた作品、約160点によって、絵画のもつ力を再考する機会にしたいと思います。

出品作家 ※生年順

靉光、松本竣介、恩地孝四郎、長谷川利行、川口軌外、福沢一郎、鳥海青児、山口長男、山路商、
吉原治良、村井正誠、難波田龍起、長谷川三郎、井上長三郎、鶴岡政男、山口薫、北川實、吉井忠、
森芳雄、糸園和三郎、寺田政明、船田玉樹、麻生三郎、桂ゆき、澤田哲郎、中野淳

展覧会チラシ(PDF:3.8MB)

基本事項

会期 2020年5月30日(土)~7月19日(日)
開館時間 10:00~17:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日 月曜日
観覧料 一般1,200円(1,000円)、大学生900円(700円)、
高校生・65歳以上600円(500円)、中学生以下無料
※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
前売り券の取り扱い場所一覧
主催 広島市現代美術館、中国新聞社
後援 広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送
特別協力 大川美術館、東京国立近代美術館、広島県立美術館

関連プログラム

ゲストによるギャラリートーク

会場:展覧会場
※要展覧会チケット、申込不要
※日時、講師等の詳細は決定次第こちらでお知らせいたします。


学芸員によるギャラリートーク

本展担当学芸員が展覧会について解説します。
※要展覧会チケット、申込不要
※日時は決定次第こちらでお知らせいたします。


毎週土曜、日曜
各日11:00~11:30 および 14:00~14:30(ギャラリートーク開催時は除く)
アートナビ・ツアー

アートナビゲーターが展覧会について解説します。
※要展覧会チケット、申込不要

連携企画

広島市映像文化ライブラリーにて、靉光の半生をモデルとして描いた伝記的フィクション・ドラマ『復活』を上映!

※上映日時、上映内容などの詳細は映像文化ライブラリーのウェブサイト、および当館ウェブサイトでお知らせします。
<広島市映像文化ライブラリー> 広島市中区基町3-1 tel. 082-223-3525 http://www.cf.city.hiroshima.jp/eizou/

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