コレクション展2020-Ⅰ コレクション・ハイライト+特集1「大地」・特集2「宿命の芸術」

本展は、「コレクション・ハイライト」と題した前半部分と、後半の特集展示「大地」「宿命の芸術」により構成されます。

コレクション・ハイライト
当館のコレクションを代表する重要な作品を紹介。今回の「コレクション・ハイライト」は、主に立体作品を紹介する機会となります。ブロンズ像や木彫といった彫刻作品のほか、作品が設置・展示される空間までをも含めて作品と見なすインスタレーションなど、ダイナミックかつ繊細な表現をお楽しみいただきます。

特集1「大地」
美しく咲き誇る桜の木の下には屍体が埋まっている、と表したのは梶井基次郎でした。かつて死屍累々の光景が広がった広島の大地もまた、いまや、その凄惨な場面を想像するのも難いまでに美しく生まれ変わり、同じ大地の上に、私たちの生が続いています。死者が還るだけでなく、新しい命が生まれ育まれる場でもある「大地」。最初の特集では、「大地」をテーマに多様なアプローチや方法によって制作された作品を紹介します。

特集2「宿命の芸術」
二つめの特集は、特別展「式場隆三郎:脳室反射鏡」の開催に合わせ、式場による1943(昭和18)年の著書『宿命の芸術』から着想を得た内容となります。精神科医であった式場は、芸術病理学の立場から、特異な性格・性質を備えた作家たちの波乱に満ちた生涯と作品を検討し、「美の顕現というものが、あくまでも健康なものであることを強調」することを欲して、本書を著しました。ここでは、作家たちが、戦争といった時代背景や病など、自身の力だけではどうすることもできない宿命をいかにして引き受け、己と向き合いながら、生を肯定すべく制作に取り組み表現してきたか、作品を通して考察します。

出品作家

●コレクション・ハイライト
李禹煥、須田悦弘、モンティエン・ブンマー、遠藤利克、河口龍夫、牛嶋均
特集1「大地」
下村良之助、鯉江良二、ハ・ジョンヒョン、宮崎進、高橋秀、佐藤敬、小嶋悠司、中林忠良、浜口陽三、
池田龍雄、ボイル・ファミリー、マーク・ボイル、ロイ・リキテンシュタイン、甲斐雅之、村上善男、
田中稔之、三上誠、たべけんぞう
特集2「宿命の芸術」
草間彌生、棟方志功、吉田克朗、殿敷侃

開催概要

会期

2020年2月29日(土)~6月21日(日)

開館時間 10:00~17:00
※入場は閉館30分前まで 
休館日 月曜日(5月4日は開館)
観覧料 一般300(250)円、大学生200(150)円、高校生・65歳以上150(100)円、
中学生以下無料
※( )内は30名以上の団体料金
※5月5日(こどもの日)は高校生以下無料  
主催 広島市現代美術館

アートナビ・ツアー ※中止
毎週土日、祝日 11:45~および14:45~
アートナビゲーターが展覧会について解説します。展示室入口にお集まりください。

須田悦弘《 チューリップ》 2006

宮崎進《 「ヒロシマ」LAND》 2006

殿敷侃《 カニ》 1978

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