特別展アトリエ・ワン:マイクロ・パブリック・スペース


美術館で実際に体験できる「マイクロ・パブリック・スペース」作品の数々と、アトリエ・ワンが公共空間で観察、実践してきた事例を通して、美術館を含む公共の場(パブリック・スペース)のあるべき姿をさぐる展覧会です。

アトリエ・ワンとは

1992年に塚本由晴(つかもと よしはる1965年〜)、貝島桃代(かいじま ももよ1969年〜)により活動開始。その関心は住宅から都市空間まで幅広く、その活動も研究から設計、まちづくり、美術展まで多岐にわたる。『メイド・イン・トーキョー』『空間の響き・響きの空間』『Behaviorology』など多数の著書があり、2010年のヴェネチア・ビエンナーレ国際展覧会など大規模国際展に多く出展している。名称の「ワン」は1(one)ではなく、犬の鳴き声(Bow-Wow)から。

マイクロ・パブリック・スペースとは

アトリエ・ワンはこれまでに様々な地域の歴史、文化や環境、そこに身を置く人々のふるまいの調査をもとに、小さな構造物や家具によるインスタレーション作品を多くの美術展で発表し、それらを「マイクロ・パブリック・スペース」と名付けてきました。たとえば、10メートルにおよぶ長さを持った純白の屋台(ホワイト・リムジン屋台)や、読者をすっぽり包み込む書棚(マンガ・ポッド)のように、それぞれがユニークな機能と造形を備えています。それらは小さな建築であるばかりか、小規模ながらも多様な人々に開かれた場をつくり出すものです。
この展覧会では、彼らがこれまでに発表してきた代表的な作品に加え、広島のための新作も制作されます。

特設サイト「アトリエ・ワン:マイクロ・パブリック・スペース」
展覧会チラシ(PDF:1.9MB)

会期 2014年2月15日(土)~5月6日(火・休)
開館時間 10:00〜17:00
※3月26日〜30日、5月3日〜6日は19:00まで開館
※入場は閉館の30分前まで
休館日 月曜日
※ただし5月5日は開館
観覧料 一般1,000(800)円、大学生700(600)円、高校生・65歳以上500(400)円、中学生以下無料
※( )内は前売りおよび30名以上の団体料金
※5月5日は高校生以下無料
主催 広島市現代美術館、中国新聞社
協力 筑波大学貝島研究室、東京工業大学塚本研究室、広島建築系学生団体scale、公益財団法人広島市農林水産振興センター
後援 広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送

関連プログラム

2014年2月15日(土)14:00〜15:30
作家トーク+ギャラリーツアー

会場:展覧会場内(集合:第1展示室《スクール・ホイール》)
講師:アトリエ・ワン
※要展覧会チケット(半券可)、申込不要


2014年2月16日(日)8:00〜 1時間程度
アトリエ・ワンと走る都市観察ランニング

アトリエ・ワンとともに朝の広島市街を走り、いつもとは異なる視点で街を観察しましょう。ゆっくりとしたペースでの1時間程度のランニングです。
※参加無料、申込不要


2014年3月8日(土)15:00〜16:30
講演会「アトリエ・ワンの都市・建築をめぐる振る舞い」

都市や建築空間を社会学の視点から考察し、領域横断的に活動を展開する新進気鋭の若手研究者、南後由和氏。人の振る舞いや文化、歴史などとの関係性から建築を生みだすアトリエ・ワンに長年注目してきた南後氏に、その活動や本展出品作を出発点に幅広くお話しいただきます。
会場:展覧会場内
講師:南後由和(明治大学情報コミュニケーション学部専任講師/社会学、都市・建築論)
※要展覧会チケット(半券可)、申込不要


2014年3月15日(土)14:00〜15:30
講演会+ギャラリーツアー(広島市立大学共同企画「知のトライアスロン」)

会場:展覧会場内
講師:諏訪敦(広島市立大学芸術学部准教授)
※要展覧会チケット(半券可)、申込不要


2014年2月22日(土)、3月22日(土)いずれも10:30〜16:30
「ジャンボ折り紙アーチ」をつくる

紙を折り畳んで大きなアーチを作るワークショップです。完成したアーチは美術館内に展示します。
会場:ミュージアムスタジオ
対象:高校生以上
※参加無料、申込不要
※なるべく全時間ご参加ください、昼食はご持参ください


2014年4月12日(土)10:30〜15:00
「ジャンボ折り紙アーチ」をつかう

紙でできた大きなアーチを、設置して使ってみるワークショップです。館内外で面白そうな場所を探し、アーチの使い方を考えてみましょう。
会場:ミュージアムスタジオ
対象:小学生以上
※参加無料、申込不要
※なるべく全時間ご参加ください、昼食はご持参ください


会期中
マイクロ・パブリック・スペース連続イベント

《スクール・ホイール》が実際の教室になったり、《人形劇の家》で公演が開催されたりなど、市民による文化活動サークルをはじめ、様々な人々が、展示中のマイクロ・パブリック・スペースを活用した催しを行います。日時、会場、内容については、特設サイトをご覧ください。
※要展覧会チケット(イベントの場所、内容により異なります)


2014年2月16日(日)、4月5日(土)14:00〜15:00
ギャラリートーク

担当学芸員が展示室を回りながら作品の解説をします。
※要展覧会チケット、申込不要

アトリエ・ワン(塚本由晴、貝島桃代)2013年、マツダ・スタジアム(広島)にて

アトリエ・ワン(塚本由晴、貝島桃代)2013年、マツダ・スタジアム(広島)にて

《マンガ・ポッド》 ニューヨーク、2008

《マンガ・ポッド》 ニューヨーク、2008

《スクール・ホイール》韓国、釜山ビエンナーレ、2006、Photo:Won-woo Park

《スクール・ホイール》韓国、釜山ビエンナーレ、2006、Photo:Won-woo Park

《農具屋台》大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012、2012

《農具屋台》大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012、2012

《ホワイト・リムジン屋台》大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003、2003、Photo: Kasane Nogawa

《ホワイト・リムジン屋台》大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003、2003、Photo: Kasane Nogawa

《ジャンボ折り紙アーチ》第27回サンパウロ・ビエンナーレ、2008

《ジャンボ折り紙アーチ》第27回サンパウロ・ビエンナーレ、2008

《人形劇の家》ギャラリー・間「いきいきとした空間の実践」展、2007

《人形劇の家》ギャラリー・間「いきいきとした空間の実践」展、2007

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